2015年 大学日本代表合宿強化試合

2015年6月20日 バッティングパレス相石スタジアムひらつか 晴れ

東芝0-2大学日本代表

大学日本代表が柳裕也(明治大・3年・投手・180cm・78㎏・右投右打・横浜)、田中正義(創価大・3年・投手・186cm・89㎏・右投右打・創価)、澤田圭佑(立教大・3年・投手・178cm・90㎏・右投左打・大阪桐蔭)、上原健太(明治大・4年・投手・190cm・86㎏・左投左打・広陵)の四人による完封リレーで投手陣のレベルの高さを見せた。この日の最速は柳が142km、田中が152km、澤田が146km、上原が143km。中でもこの日安心したのが澤田だ。2年秋のリーグ戦ではストレートのアベレージがが130km台中盤まで落ち、とにかく技巧だけが目立ったがこの日は短いイニングということもあってかフォームの躍動感を取り戻したように見えた。この日は常時140km台のスピードがあり、100kmくらいのスローカーブとの緩急差は抜群。左右のコントロールの安定感も見事だ。2015年は春、秋合わせて4勝と停滞したが、この日のようなピッチングを見せれば最終学年での復活も期待できるだろう。
野手で圧倒的に目立ったのが吉田正尚(青学大・4年・3番・左翼手・172cm・78㎏・敦賀気比)。バットの無駄な動きがほとんどなく、抽象的な表現になるが打席での雰囲気は抜群。ヘッドスピードも他の打者よりもワンランク上のように感じた。縦の変化球の見切りが早いことだけが課題で、それが改善できれば打率も間違いなくアップするだろう。特徴のないと言われている守備でも初回にレフトからの好返球で補殺を記録するなど成長ぶりを見せた。
東芝ではルーキーながら4番に座った金子聖史(23歳・4番・三塁手・175cm・75㎏・右投右打・九州共立大)の打撃に注目した。大学三年時にも見て印象に残った選手だが、社会人でも順調に成長している。体はそれほど大きくなくバットを揺らして構えるのは気になるが、トップでのバットのおさまりがよく力感は十分。ヘッドが中に入るのもリストの強さで補っている。第一打席で柳からレフト前、第三打席で澤田からセンター前といずれも変化球をとらえて2安打を放ったがそれ以上に見ごたえがあったのが第二打席。結果はセカンドゴロだったが、田中の150km台のストレートに力負けすることなく鋭く打ち返した打球は見事だった。打撃がいいだけにもう少し走塁にも意欲を見せてもらいたい。

他に目についた選手
東芝
石川桜太(25歳・5番・中堅手・180cm・83㎏・左投左打・東海大)
下半身の粘りが目立つスイングで外の厳しいコースにもしっかり踏み込み2安打。センターの守備も背走にスピードあり守備範囲広い

※大学日本代表は全員注目選手で過去にも取り上げているため割愛

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