2014年 愛知・東海・北陸大学王座決定戦

2014年11月3日 瑞穂球場 晴れ

 

中部学院大3-2愛知学院大(延長10回)

朝日大7-8中部大

 

愛知、東海、北陸の各リーグ上位2校で行われる明治神宮大会出場をかけた大会。第一試合では広島カープでドラフト1位指名を受けた野間峻祥(4年・3番・中堅手・180cm・80kg・右投左打・村野工)が格の違いを見せつけた。2013年の大学選手権、明治神宮大会でも見ているが、その時と比べて打撃の力強さが明らかにアップしており、ミートした時の音が違う。結果は(括弧内はそれぞれの塁への到達タイム)左中間ツーベース(7.62秒)、左中間スリーベース(11.10秒)、セカンド内野安打(4.00秒)、センター前ヒット、センターフライ、センターフライとあわやサイクルヒットの大活躍で走塁タイムも規格外のものが並んだ。サウスポーの外角いっぱいのストレートを無理なく強く踏み込んで左中間へ勢いのあるライナーを放ち、スタンドでは「これがドラ1やな〜」という声も聞かれた。センターの守備もシートノックでセカンド、サードへ勢いの落ちないスローイングを連発。ポジションは違うものの菊池涼介(中京学院大→広島)の大学時代と比べても完成度が高く、間違いなく即戦力として期待できるだろう。対する愛知学院大で目立ったのが同じ4年生の源田壮亮(4年・遊撃手・180cm・75kg・右投左打・大分商)。大学選手権でも目立った選手だが、ショートの守備は天下一品。フットワークは軽さだけでなく強さを感じ、大学生の中に一人だけ社会人かプロが混ざっているような錯覚を覚えた。課題は体作りとバッティング。野間と比べると明らかに体が頼りなく、トップの形と踏み込みの力強さが物足りない。脚力を残したままあと5kgは体重を増やしてもらいたい。

第二試合では両チームの4番、日比野泰志(朝日大・3年・右翼手・185cm・83kg・右投右打・岐阜第一)と神鳥猛流(中部大・3年・三塁手・182cm・93kg・右投左打・享栄)の打撃に注目した。ともに2安打を放ったが技術の高さは神鳥の方が一枚上。日比野が力を持て余してバットが無駄に動くのに対し、神鳥は良い意味で打撃が小さい。少しグリップの位置は低いものの力感は申し分なくまさにバット一閃というスイング。右肩が開かないので左のサイドスローにもしっかり対応している。ともに打つ以外のプレーはもうひとつだが、貴重な強打者として来年も注目を集める存在となるだろう。

 

他に目についた選手

愛知学院大

森田脩平(3年・1番・二塁手・174cm・66kg・右投左打・栄徳)

 

朝日大

須藤有哉(2年・8番・投手・171cm・69kg・右投右打・中越)

 

中部大

細川勝平(3年・8番・捕手・175cm・73kg・右投右打・愛知商)

村松頌太(2年・9番・投手・183cm・78kg・右投右打・愛知工)

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