2015年 第97回全国高校野球選手権 神奈川県大会&東東京大会

2015年7月17日 サーティーフォー保土ケ谷球場→大田スタジアム 雨のちくもりのち晴れ

日大藤沢15-3平塚湘風(6回コールド)
明大中野3-2岩倉

神奈川大会から東東京大会へハシゴ観戦。第一試合のお目当ては日大藤沢の下地滉太(3年・3番・捕手・183cm・82㎏・右投右打)。体つきが堂々としておりいかにも捕手らしく、地肩の強さは素晴らしい。投手への返球で肘がかなり下がるのは気になるものの、セカンド送球ではフォームも良くボールの勢いは間違いなく超高校級。計測できたイニング間のセカンド送球は3度とも2秒未満を記録した(1.99、1.96、1.98)。守備面で気になるのはキャッチング。体の右側に来るボール(右打者の外角)はミットが流れ気味で、ワンバウンドの処理も見るからに腰が高い。これだけの地肩がありながらも盗塁を二つ許し、後逸も一つ記録した。打撃もヘッドの走りは光るものの、体の割れが不十分で緩いボールを待ちきれないスイングが目立った。素材としては申し分ないだけに、打つ形、捕る形をしっかり身につけたい(富士大学に進学予定とのこと)。
2試合目は当初予定していなかったが、岩倉の巽大介(3年・投手・183cm・79㎏・左投左打)がスポーツ紙に取り上げられていたため急遽組み入れた。そして巨人から6位指名を受けたことからも分かるように、この判断は大正解だった。高校生の大型サウスポーにありがちなもっさりした感じがなく、フォームの流れがスムーズなのが大きな長所。軸足にしっかりと体重を乗せてからステップしており、下半身主導で投げることができている。体の近くで縦に腕が振れるのも評価ポイント。全体的に重心が高く、速いボールは高めが多かったが、最速141kmをマークしたストレートには十分な力を感じた。内海哲也、杉内俊哉の二人に衰えが見られ、若手抜擢の機運が高まっているチーム事情は追い風である。高卒2年目で先発の一角を担った田口麗斗に続いてもらいたい。

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