2015年 第97回全国高校野球選手権 埼玉県大会

2015年7月13日 県営大宮公園野球場 晴れ

春日部工0-9花咲徳栄(7回コールド)
大宮東8-1ふじみ野(7回コールド)
春日部共栄9-1早大本庄(7回コールド)

花咲徳栄の主砲、大瀧愛斗(3年・4番・中堅手・178cm・80㎏・右投右打)が注目の選手。この日はシングルヒット1本(4打数1安打)と目立つ活躍は見せられなかったが、素材の良さは感じられた。体つきが立派でしっかり鍛えられていることがよく分かり、上背もプロフィールよりも大きく見えるのがまず好材料。背筋をしっかりと伸ばして構え、トップを作る動きも小さい。上半身の力を少し使い過ぎており、スイングのバランスを崩しやすいのは課題だ。センターの守備は動きが溌剌としており、肩の強さも申し分ない。高校卒の野手を育てている西武から指名されたということも本人とっては幸運と言えるだろう。
リリーフでマウンドに上がった高橋昂也(2年・投手・179cm・81㎏・左投左打)はこの試合で初めて見たが、最速139kmのストレートは数字以上の力と角度を感じた。リストでしっかりボールを抑え込み、右肩の開きもよく我慢している。全体的にぎくしゃくしたフォームで持ち上げるようなテイクバックも気になるが、そのあたりが改善されてくれば馬力が更に生きるようになるだろう。
第3試合は春に故障で見られなかった清水頌太(3年・2番・遊撃手・167cm・68㎏・右投右打)が復帰。まだ万全でないのか走塁のスピードは物足りなかったが、流れるようなフットワークとグラブさばきはさすが。打っても鋭く体を回転させてレフトオーバーのスリーベースを放つなどパンチ力も見せた。明大に進学予定とのことでライバルは多いが、守備は間違いなく大学でもすぐに通用するレベルにあるだろう。

他に目についた選手
花咲徳栄
岡崎大輔(2年・3番・遊撃手・182cm・70㎏・右投左打)
細身だがスムーズな振り出しでミート上手い。出足鋭く脚力も十分

春日部共栄
関谷将貴(2年・1番・三塁手・177cm・68㎏・右投右打)
全体的にプレーおとなしいが形は良い。春に見た時よりも力強さ出てきた

桑原寛(3年・5番・左翼手・178cm・70㎏・右投左打)
インサイドアウトに振り出し、コース逆らわずに打てる。脚力申し分なく、盗塁のスタートと加速も目立つ

高野凌治(3年・4番・投手・177cm・77kg・右投右打)
最速135kmだが全身使って腕振れるのは長所。体の沈み込みと重心の上下動なくなれば面白い

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