2015年 第97回全国高校野球選手権 東東京大会

2015年7月10日 大田スタジアム 晴れ

東海大高輪台7-0高輪
日大豊山4-2立正大立正(延長10回)

この日は事前にお目当ての選手がおらず完全に発掘する日だったが、こういう日にいい選手を見つけた時が一番嬉しくなる。そしてこの日は日大豊山のエース、吉村貢司郎(3年・6番・投手・183cm・80㎏・右投右打)を発見できたことでおおいにテンションが上がった。このことは「ドラフト2015 アマチュア野球vol.39」のアマチュア野球スカウティングリポートに書いたので詳述は避けるが、このレベルの投手が3年の夏まで無名のままでいるのが日本の高校野球の凄さだと思う。国学院大に進学予定とのことだが、主力投手が多く抜けただけに早くからの抜擢があるのではないだろうか(この日の最速は142km)。

DSC01995

第一試合も東海大高輪台のエース、深澤周平(3年・9番・投手・184cm・70㎏・左投左打)が被安打4、12奪三振で無四球完封と素晴らしいピッチングを見せた。サイドに近いスリークォーターで、無四球からも分かるように大型ながらまとまりがあるのが長所。テイクバックで早めに腕をたたみ、ボールの出どころを上手く隠して投げている。指先の感覚が良く、低めにボールを集めるピッチングは良くも悪くも社会人のベテラン投手のような趣があった。フォームを小さくまとめて制球重視のためスピードは最速133kmと平凡。見栄えはあまりするタイプではないが、体が大きくなってうまくスピードアップしてくれば貴重な大型サウスポーだけに面白い存在になりそうだ。

DSC01985

この記事をシェアする