2015年 高校野球春季東北地区大会 第2日

2015年6月5日 福島県営あづま球場 晴れ

柴田2-8聖光学院
秋田南4-5花巻東
弘前学院聖愛9-7磐城

柴田の佐藤優悟(3年・4番・捕手・180cm・80㎏・右投右打)と秋田南の中島和俊(3年・7番・投手・175cm・80㎏・右投右打)については「ドラフト2015 アマチュア野球Vol.39」のアマチュア野球スカウティングリポートに書いたので、ここではそれ以外の選手について触れたいと思うが、上記の二人のような選手が全国的には強豪とは言えない公立高校にいるというのに本当に驚かされる。このあたりが日本の野球の裾野の広さだろう。
第一試合は聖光学院がさすがという強さを見せたが、中でも目立ったのが佐藤都志也(3年・5番・捕手・180cm・71㎏・右投左打)。捕手としては細身だが、スローイングは出色。捕球から送球までの持ち替えが無理なく素早く、イニング間の最速は1.90秒。打撃は脚力がある分当てに行くスイングになるのがもったいないが、第5打席では楽に振り抜いて軽々ライトオーバーと振る力も持っている。プロ志望届を出しながら惜しくも指名漏れとなったが、大学や社会人で力をつければ将来指名される可能性は十分にあるだろう。
第三試合では弘前学院聖愛のリードオフマン、北畠栞人(3年・1番・中堅手・165cm・63㎏・右投左打)のスピードがとにかく目についた。第一打席のセカンドゴロでの一塁到達は4.02秒、第4打席のバントヒットは3.74秒と見事なタイムをマーク。第2打席にライト前、第3打席にセンター前としっかり打ってもヒットを放ち、その直後にいずれも二盗を決めるなどまさに縦横無尽という活躍だった。今後しっかりパワーをつけて木製バットに対応して、上のレベルを目指してもらいたい。

他に目についた選手
聖光学院
浅見豪志(3年・3番・右翼手・182cm・73㎏・右投左打)
振り出し鋭いスイングと強肩が魅力。もう少し下半身使いたい。

森久保翔也(3年・9番・投手・180cm・72㎏・右投左打)
ステップ狭く腕の振りが体から遠いが肩の可動域の広さは魅力。この日の最速は140km。

花巻東
高橋樹也(3年・9番・投手・176cm・75㎏・左投左打)
昨年秋の東北大会と変わらず素晴らしい投球。立ち上がりの悪さだけ気になる。この日の最速は145km。

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