2015年 高校野球春季中国地区大会

2015年5月30日 倉敷マスカットスタジアム 晴れ

 

創志学園2-0鳥取商

倉敷商1-2松江商

玉島商2-1下関国際(延長10回)

興譲館2-1広陵

 

スコアを見ても分かるように完全に“投高打低”。目についた選手も圧倒的に投手の方が多かった。一番注目していたのは第一試合に登場した創志学園の高田萌生(2年・8番・投手・176cm・65kg・右投右打)。早くも150kmをマークした噂されるストレートはこの日は最速142kmどまりだったが、躍動感を感じるバネのあるフォームは出色。常時130km台後半のストレートをコーナーにきっちり投げ分け、高めに抜けるボールも少なかった。変化球で素晴らしいのがスライダー。少し曲がりは大きいものの、右打者の外いっぱいにコントロールされており、出し入れ自在という印象。このスライダーがあるので打者はストレートがいっそう速く感じたはずである。結果は6安打完封。体つきがまだ頼りないが、来年は確実に騒がれる存在になるだろう。

高田以外の投手では雑賀涼(鳥取商・3年・5番・投手・178cm・75㎏・右投左打・最速139km)、三毛和也(興譲館・3年・8番・投手・180cm・75㎏・右投右打・最速139km)の二人も好投手。雑賀はゆったりとした動きとボールの角度、三宅は東明(オリックス)を彷彿とさせる鋭い腕の振りが光った。

野手では広陵の主砲、喜多真吾(3年・4番・一塁手・185cm・80㎏・右投左打)の強打が目立った。軽く振ったようなスイングでも打球の初速が他の選手とはワンランク違う。スイングが全体的に淡泊なのは課題だが、ファーストの守備も動きの良さが目立ち、先輩の丸子達也(早大)クラスの選手に成長する可能性は十分にあるだろう。

 

他に目についた選手

松江商

高野優(3年・4番・捕手・173cm・83㎏・右投左打)

タイミングのとり方は静かで、それでいて打球力強い。セカンド送球も最速2.04秒と悪くないが、現状は守備より打撃目立つ。

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