2014年 高校野球秋季神奈川県大会

2014年9月15日 バッティングパレス相石スタジアムひらつか くもり

桐蔭学園1-8平塚学園(8回コールド)
鶴嶺0-5東海大相模
慶応5-1横須賀総合

試 合が始まってすぐに平塚学園の1年生エース、高田孝一(182cm・76㎏・右投右打)のピッチングに目が釘付けになった。いかにも投手らしい手足の長い 体つきで、伸びやかなフォームは出色。軸足にしっかり体重を乗せてからステップしており、長身でありながらバランスも優秀。ストレートは135km前後が アベレージでこの日の最速は137km。驚くような数字ではないが、手元でのキレは申し分なく、腕を振って内角を攻めることができるのも素晴らしい。 100km前後のカーブで緩急をつけているのもポイントだ。後日、優勝候補の筆頭だった東海大相模に勝つことになるが、この日のピッチングを見ていただけ に大きな驚きではなかった。順調にいけば2016年ドラフトの有力候補になるだろう。

高田孝一

第二試合ではその東海大相模が登場。エースナンバーをつけた小笠原慎之介(2年・178cm・82kg・左投左打)が先発。結果は被安打4、10奪三振で完封だったが、内容は良くなかった。下半身の充実ぶりは目立つものの、全体的にもっさりした感が否めない。少しクロスに踏み出すが、そこから体を回す時のキレがないのだ。球威もコントロールもばらつきがあり、三人で抑えたのはわずか1イニングだった。指にかかった時のストレートはさすがだが、もう少し全体的に体を絞って動きのキレを出したい(この日の最速は141km)。野手では昨年夏の県大会で3本塁打を放った杉崎成輝(2年・遊撃手・172cm・68kg・右投左打)がさすがのプレーを見せた。小柄で長打力のある選手は反動をつけようとして動きが大きくなることが多いが、杉崎はそういう無駄な動きが小さい。ヘッドが下がらず鋭い振り出しで、芯でとらえる技術も高い。少し小刻みに二度右足を踏み出すステップは気になるが、それも工夫を感じる。少しばらつきのあるスローイングとムラのある走塁は不満だが、高校生のショートでは指折の存在と言えるだろう。

小笠原慎之介 杉崎成輝

 

他に目についた選手

桐蔭学園

田村海人(2年・投手・182cm・70kg・右投右打)

 

平塚学園

東凛太郎(2年・5番・捕手・179cm・78kg・右投右打)

 

東海大相模

豊田寛(2年・3番・右翼手・178cm・80kg・右投右打)

 

慶応

木村洋介(2年・4番・右翼手・182cm・83kg・右投左打)

 

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