2015年 高校野球春季近畿地区大会

2015年5月23日 彦根球場 くもり

 

智弁和歌山12-9近江

高田商0-8神戸国際大付

 

第一試合は壮絶な打ち合いになったが、山本龍河(3年・3番・右翼手・184cm・87kg・右投左打)、西山純麻(3年・4番・捕手・173cm・83kg・右投右打)、春野航輝(3年・5番・一塁手・184cm・98kg・右投右打)のクリーンアップ3人が力を発揮した智弁和歌山が押し切った。中でも攻守に存在感を見せつけたのが4番の西山。イニング間のセカンド送球では2秒を切るタイムを連発し、この日の最速は1.90秒。打つ方でも初回の先制スリーランを含む4安打4打点と4番の仕事を完璧にこなした。少し反動をつける動きが大きいのは気になるものの、下半身が安定しておりパワーは十分。少しくらい詰まってもヒットにできるという自信を感じた。直したいのはキャッチング。横の変化球にミットが動き、ワンバウンドの処理でも腰の高さが目立つ。肩は間違いなく一級品だけに、スローイング以外もレベルアップしてもらいたい。山本は大型ながら動きに躍動感があり、第3打席のセカンドゴロの一塁到達は4.27秒。ライトからの返球も安定している。春野は穴が多く第3打席までは完全に封じられたが、4打席目に完璧にとらえてスリーラン。甘いボールをとらえたときの打球は超高校級だ。

第二試合は神戸国際大付の2年生サウスポー、東郷太亮(2年・9番・投手・182cm・77kg・左投左打)が好投。全体的に重心が高いのは課題だが、縦に鋭く腕が振れておりボールの角度は魅力。最速141kmのストレートと縦に鋭く変化するスライダーを武器に6回を投げて被安打3、無失点と危なげない内容だった。もう少しスムーズに体重移動ができるようになれば馬力がもっと生きてくるだろう。もちろん来年のドラフト候補である。

 

他に目についた選手

近江

小川良憲(3年・8番・投手・178cm・75kg・右投右打)

昨年から評判も調子は上がらず。下半身の粘りがなく、横のぶれが大きい(この日の最速は137km)。

 

京山将弥(2年・投手・180cm・66kg・右投右打)

肘の使い方の柔らかさと球持ちの長さ出色。まだまだ細く、体作りは課題(この日の最速は138km)

 

神戸国際大付

竹村陸(3年・3番・右翼手・175cm・75kg・右投右打)

攻守にバランス良さ光る。もう少し右へも打つ意識ほしい。

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