2015年 高校野球春季関東地区大会 第2日

2015年5月17日 山日YBS球場 晴れ

 

帝京三0-7浦和学院(7回コールド)

甲府工2-9東海大相模(7回コールド)

作新学院11-6日大三

佼成学園5-4東海大甲府

 

この日は四試合とも関東を代表する強豪が登場。甲子園以外で一日四試合というのはなかなかないが、いずれも能力の高い選手が多く退屈することがなかった。

投手で目立ったのが第四試合で投げ合った小玉和樹(佼成学園・3年・8番・投手・168cm・72kg・右投右打)と菊地大輝(東海大甲府・2年・8番・投手・178cm・83kg・右投右打)の二人。小玉は上背ないもののとにかくフォームのバランスが良い。そのため上から思い切り腕を振って内角を突くことができる。スピードは140km前後(この日の最速は141km)と一定の速さがあり、カーブとチェンジアップで緩急をつけられるのも大きい。大学、社会人で実績を残していけばプロへの道も開けてくるだろう。菊地は対照的に上半身主導のフォームでパワーピッチングが持ち味。秋に見たときより体が大きくなっており、そのことがボールの威力に反映されている。立ち上がりから終盤まで140km台をマークするスタミナも申し分ない(この日の最速は143km)。カットボール、縦のスライダーもレベルの高いボール。もう少し下半身を使えるようになれば馬力が更に生きてくるだろう。

野手は多く目についたが、個人的に一番印象に残ったのは日大三の4番、坂倉将吾(2年・4番・右翼手・176cm・80kg・右投左打)。バットの動きが小さく、構えたときの雰囲気十分。トップを作るときに少しグリップが下がるのだけが気になるが、ヘッド下がらず振り切れるスイングは出色。軽く振っているようでも打球が鋭い。来年の有力候補になるだろう。

 

他に目についた選手

浦和学院

諏訪賢吉(2年・1番・三塁手・174cm・74㎏・右投左打)

センバツに続き見事なミート力を発揮。

 

津田翔希(3年・3番・遊撃手・173 cm・73㎏・右投右打)

守備の安定感は高校球界トップクラス。走塁に意欲ほしい。

 

山﨑滉太(3年・4番・一塁手・181cm・86㎏・右投右打)

パワーだけでなく追い込まれると短く持てる対応力光る。

 

甲府工

佐野快斗(3年・4番・遊撃手・172cm・65kg・右投左打)

内からバット出てライトスタンドへ一発放つ。

 

東海大相模

千野啓二郎(3年・2番・二塁手・178cm・74kg・右投左打)

ゆったりとしたタイミングの取り方で長くボール見られる。

 

杉崎成輝(3年・3番・遊撃手・171cm・68kg・右投左打)

軸ぶれずにとらえるが、秋からの成長は少し不満。

 

作新学院

赤木陸哉(3年・1番・一塁手・178cm・75kg・右投左打)

強打の1番。インパクト強い打撃でチームに勢い与える。

 

添田真海(3年・3番・遊撃手・170cm・72kg・右投左打)

体の強さ感じる。重心動かないフィールディング目立つ。

 

小林虎太郎(2年・5番・右翼手・174cm・73kg・左投左打)

下半身強いスイングでパワー十分。

 

日大三

下小牧淳也(3年・1番・遊撃手・174cm・72kg・右投右打)

始動かなり遅く、呼び込める技術は出色。

 

田村孝之介(3年・3番・二塁手兼投手・176cm・76kg・右投左打)

リリーフで最速145km。単調で打ち込まれるがスピード魅力。

 

小藤翼(3年・6番・捕手・182cm・81kg・右投右打)

手抜きも多いがフットワークと投げる形の良さ光る。

 

東海大甲府

角山颯(3年・1番・左翼手・176cm・76kg・右投左打)

初球からフルスイングで崩されても打球強い。

 

平井練(3年・4番・右翼手・173cm・78kg・右投左打)

ベース近くに立ち強烈なスイングと脚力光る4番打者。

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