2015年 高校野球春季関東地区大会 第1日

2015年5月16日 山日YBS球場 くもり

 

沼南1-3帝京三

明秀日立5-6前橋育英

川越東8-0相模原

 

この日投手で一番印象に残ったのが帝京三の先発、茶谷健太(3年・4番・投手・185cm・85㎏・右投右打)。プロフィールからもわかるように堂々とした体格で、フォームがゆったりしているのが長所。そして腕の振りも体から近いのでしっかりストレートをコーナーに投げ分けることができている。この日の最速は140kmと驚くほどのスピードはないが、ボールの回転が良く指にかかったボールは角度も十分。変化球は全体的に物足りないが、体格に見合う体の力がつけばまだまだ良くなりそうな雰囲気があった。

野手は第二試合に登場した明秀日立の永濱晃汰(3年・2番・二塁手・175cm・72㎏・右投左打)と前橋育英の井古田拓巳(3年・4番・三塁手・177cm・103㎏・右投右打)の二人。永濱は去年の秋にも見て印象に残っているが、打撃の安定感が更にアップした。振り出しがコンパクトで鋭く、前が大きいスイング。内角低めの難しいボールを振り抜いてライトスタンドへ運んだ一打は見事だった。広角に打てる巧さもあり、なぜ打順が2番なのかが不思議である。井古田は巨漢の強打者。100㎏を超える体重だが、力任せではなくバットの動きが小さいのが長所。内角はどうしても窮屈になるが、甘く入ったボールは一振りでとらえる技術がある。インパクトの強さ、打球の速さは超高校級の迫力。プロでも同じタイプの右の強打者の需要が増えているだけに、今後も注目していきたい選手だ。

 

他に目についた選手(今回から少し寸評も追加)

明秀日立

細川成也(2年・7番・右翼手・177cm・78㎏・右投右打)

バットよく動くが強靭なリストと強肩光る。

 

大友喬太(3年・投手・180cm・86㎏・右投右打)※6回からリリーフ。この日の最速139km

上半身の強いフォームだが馬力あり重いストレート。

 

前橋育英

小川龍成(2年・1番・遊撃手・171cm・70㎏・右投左打)

球際の強さとグラブさばきは出色。スイングの形も悪くない。

 

森田健斗(2年・8番・捕手・177cm・89㎏・右投右打)

セカンド送球最速1.89秒。ワンバウンドの処理も上手い。

 

久保田倫太郎(3年・9番・投手・174cm・70㎏・右投右打)※この日の最速139km

下半身ふらつくが中盤からエンジンかかりテンポアップ。

 

川越東

福岡高輝(3年・1番・遊撃手・175cm・75㎏・右投左打)

下半身安定しており、ボール呼び込める打撃が光る。

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