2015年 高校野球春季千葉県大会

2015年4月25日 千葉県野球場 晴れ

 

多古3-1東海大望洋

四街道0-8専大松戸

 

第一試合は昨年夏の代表校、東海大望洋が敗れる波乱となったが、エースの原田泰成(3年・9番・投手・180cm・85kg・右投右打)と主砲の石井祐二郎(3年・4番・三塁手・170cm・79kg・右投右打)はそれぞれ良さを見せた。原田は充実した下半身を生かしたパワーピッチングが持ち味。ボールに体の力がよく伝わっている。柔らかさに欠け、変化球の精度が低いのは課題。3回に制球を乱して4四死球を与え、1安打で2点を失ったのが致命傷となった。石井は上背なくても力感十分で、ヘッドスピードとパワーは抜群。走塁と守備の動きが物足りないが、打撃だけなら関東でも屈指の存在だろう。リリーフで登板した島孝明(2年・投手・175cm・70kg・右投右打)も好素材。腕の振りが体から遠く、横回転するフォームは気になるが、左手の使い方が上手く、フィニッシュでよくまとめている。躍動感、腕の振りの鋭さも申し分ない。来年は騒がれる存在になりそうだ。

第二試合はお目当てだった専大松戸の原嵩(3年・5番・右翼手・185cm・78kg・右投右打)が登板せず、背番号9でライトで出場ということでがっかりしたが、四街道の先発、沢谷かおる(3年・9番・投手・179cm・76kg・右投右打)のピッチングに救われた。プロフィールよりも大きく見える堂々とした体格で、見るからに重そうなストレートが持ち味。下半身がふらふらしており、バランスも良いとは言えないが、それでも長所の方が目についた。この日の最速は138kmだったが、しっかり鍛えれば楽に140kmは超えてくることが予想される。長期的に見たい選手である。

 

他に目についた選手

専大松戸

渡邉大樹(3年・1番・遊撃手・181cm・79kg・右投右打)

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