2015年 第97回全国高校野球選手権 静岡県大会

2015年7月20日 清水庵原球場 くもり→晴れ

磐田南6-0駿河総合
常葉橘11-0浜松湖南(5回コールド)

駿河総合の大型右腕、杉山一樹(3年・7番・投手・192cm・86㎏・右投右打)がお目当ての選手。この日は5回0/3を投げて9四死球と悪いところが全て出たようなピッチングだったが、それでもスケールの大きさは十分に感じられた。大型投手らしく全体的にもっさりとしたところはあるものの、フォームの流れに引っかかるようなところはなく、ゆったりと投げられているとことが長所。それでいながらボールは手元での伸びがあるので、打者はタイミングをとるのが難しい。持ち上げるような動きのテイクバック、かつぐ動きなどあり、速いボールは高めに浮くことが多かったが、それでも常時140km以上をマークしており、指にかかった時のボールは目を見張る威力があった(この日の最速は144km)。もう少し全体的に動きを小さくして、動きにキレが出てくれば今日のように制球を乱すことも少なくなるだろう。社会人(三菱重工広島)に進むとのことだが、良さを残したまま上手くまとまり出てくれば3年後には有力候補になる可能性も高いだろう。

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第二試合は常葉橘の強打のトップバッター、小野寺拓海(3年・1番・一塁手・183cm・83㎏・右投右打)に注目した。打順は1番だが、打席での雰囲気は完全に4番打者。構えは大きくバットの動きは小さく、グリップ動かずに力強さを出せるというのがいい。相手投手は変則フォームの左サイドスローだったが、プレーボールの直後の初球を迷いなく振り切ってレフト前ヒットにするあたりに技術の高さを感じた。ファーストの守備は悪くないが、脚力が目立たないのが不満。亜細亜大に進学とのことだが、伝統の全力疾走を怠らずに走塁面も磨いてもらいたい。

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