2015年 ドラフト上位候補24人を選出

高校野球はセンバツと各地区の春季大会、大学野球は春のリーグ戦と大学選手権、社会人野球は各地区大会と都市対抗予選と各カテゴリーで大きな大会が一段落。既に高校野球の地方大会も始まっているが、現段階でのドラフト上位指名候補24人をピックアップしてみた。あくまで個人的な評価で、プレーを見ていない選手は除いている。
■現時点で選 ぶトップ24人
高橋樹也(花巻東・投手)
小笠原慎之介(東海大相模・投手)
吉田凌(東海大相模・投手)
小澤怜史(日大三島・投手)
高橋純平(県岐阜商・投手)
オコエ瑠偉(関東一・外野手)
井口和朋(東農大北海道オホーツク・投手)
多和田真三郎(富士大・投手)
熊原健人(仙台大・投手)
佐藤優(東北福祉大・投手)
上原健太(明大・投手)
今永昇太(駒沢大・投手)
西村天裕(帝京大・投手)
岡田明丈(大商大・投手)
茂木英五郎(早大・内野手)
柴田竜拓(国学院大・内野手)
高山俊(明大・外野手)
谷田成吾(慶大・外野手)
吉田正尚(青学大・外野手)
猿川拓朗(日立製作所・投手)
石橋良太(Honda・投手)
関谷亮太(JR東日本・投手)
横山弘樹 (NTT東日本・投手)
江口昌太(JX-ENEOS・投手)

■見ていない主な有力候補
森下暢仁(大分商・投手):一度もなし
黒瀬健太(初芝橋本・捕手):一度もなし
田中豊樹(日本文理大・投手):大学2年時が最後
山下大輝(西濃運輸・投手):一度もなし
近藤大亮(パナソニック・投手):一度もなし
井上翔夢(JR九州・投手):一度もなし

 

毎年のことだが、「1位間違いなし!」と太鼓判を押せる選手は意外と少ない。今年そのカテゴリーに入るのは現時点では下記の5人だ。
高橋純平(県岐阜商・投手)
熊原健人(仙台大・投手)
今永昇太(駒沢大・投手)
高山俊(明大・外野手)
横山弘樹 (NTT東日本・投手)

ポジション問わず誰が一番欲しいか、という問いになると高橋純平になる。高校生でここまでスケール、将来性、完成度の全てを備えている選手はそうはいない。大げさでなく大谷(日本ハム)、藤浪(阪神)と比較できるレベルだろう。

本来一番人気になるはずの今永は故障で春のリーグ戦を棒に振った。春先のオープン戦で良いピッチングを見ているのであまり心配はしていないが、故障の箇所が肩だというのが不安なところ。秋に万全ならもちろん競合するだろう。

熊原と横山は昨年までなら上位ボーダーラインという印象だったが、今年のピッチングを見て1位指名を確信した。特に横山はここ数年で1位指名された石川歩(ロッテ)、吉田一将(オリックス)、加冶屋蓮(ソフトバンク)、柿田裕太(DeNA)、野村亮介(中日)などと比べても明らかにワンランク上のレベル。即戦力という意味ではナンバーワンと見ている。

高山は六大学の安打記録を塗り替えたら1位以外はない、ということもあるが、どちらかというと将来性が大きいと感じている。脚力、肩の強さ、全力でプレーしても故障しない体の強さなどはどう見てもプロ向き。打撃の波があるが、それでもここまで成績を残せるのは能力の高さの証明。リーグを代表する外野手になれる素材であることは間違いない。

 

今年に入って評価を上げたのは下記の選手達
小笠原慎之介(東海大相模・投手)
井口和朋(東農大北海道オホーツク・投手)
岡田明丈(大商大・投手)
茂木英五郎(早大・内野手)
柴田竜拓(国学院大・内野手)
吉田正尚(青学大・外野手)

小笠原は以前の投稿でも書いたように昨年秋はピリッとしなかったが、今年は見るからに体つきが引き締まった。まだベストピッチングを見ていないので、夏に最終確認したいと思っている。

大学生で最も評価が上がったのが岡田。体は細くステップも狭いが、それでコンスタントに150kmが投げられるのはやはり大きな魅力。以外に器用なのも評価できる。個人的には2位と思っているが、1位でないと獲得できないと読んでいる球団もあるようだ。

他の四人は大学日本代表メンバー。井口は先輩の風張(ヤクルト・ドラフト2位)よりも全てにおいて上に見える。縦のスライダーは必殺のボールで、大舞台に強いのも頼もしい。茂木、柴田はとにかくプレーに欠点が少ない。上背のなさをどう見られるかだが、打撃のパンチ力を見ていると心配ないように感じる。吉田は少し打撃偏重だったが、大学日本代表での試合で再三の好守を見せたのがプラス材料。ツボにはまった時のバッティングは本当に凄い。NPB選抜相手に放った一発は見事だった。

 

逆に今年評価を下げたのは下記の選手達
多和田真三郎(富士大・投手)
上原健太(明大・投手)
谷田成吾(慶大・外野手)
関谷亮太(JR東日本・投手)

多和田は故障で大学選手権に投げられなかったのが非常に残念だった。万全なら1位のはず。秋に確認したい。上原はそれなりに結果は残しているものの、春先に出遅れたことが原因してか何度見てもボールの勢いが物足りない。フォームを気にしすぎているように見える。下級生の頃の思い切りの良い腕の振りと勢いのあるボールがどこまで戻ってくるかだろう。関谷は春先どん底だった状態から戻ってきているようには見える。ただやはりクセの強いフォームは怖いなというのが正直なところ。良さを残したまま、まとまることができるかは難しいように見える。谷田も不振が長引いているのがマイナス材料。現時点では高山、吉田よりも下に位置づけているが、スケールはやはり魅力。ユニバーシアードでいいきっかけをつかんでもらいたい。

 

そこまで報道されていないが個人的に高く評価しているのが下記の選手達。

高橋樹也(花巻東・投手)
小澤怜史(日大三島・投手)
佐藤優(東北福祉大・投手)
石橋良太(Honda・投手)

いずれもこのブログで取り上げているので詳述は避けるが(高橋樹也小澤佐藤石橋)、もっと評価されてもいいと思っている。ある日突然、新聞などで大きく名前が上がってくることを期待している。あくまで個人的な好みも入っているので、当然この通りになるとは思っていない。ただ、それほど大きく外れないとも思っている。今週から本格的に高校野球の地方大会が始まり、18日からは都市対抗もスタート。ここから一気に評価を上げる選手も間違いなくいるだろう。次はドラフト直前にもう一度24人を上げてみる予定なのでお楽しみに。

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