2015年 都市対抗野球東京地区二次予選 第1日

2015年5月26日 大田スタジアム 晴れ

 

警視庁野球部0-8鷺宮製作所

NTT東日本1-2明治安田生命(延長18回)

 

第一試合は力の差があるということもあり、鷺宮製作所がルーキー3投手で継投。中でも心に響いたのは2番手に登板した野口亮太(23歳・投手・164cm・65kg・左投左打・仙台大)。前橋商時代からフォームの良さは抜群だったが、大学の4年間を経てもその長所は全く変わらず躍動感もアップした印象。下半身主導でステップの幅が広く、テイクバックできれいに肘が高く上がり、前で大きく柔らかく腕を振ることができている。この日の最速は141kmだが130km前後で鋭く変化するスライダーとシンカーはキレ十分。ボールの軽さはどうしても気になるだけに、緩急をもっと使えるようにしたい。最後に登板した2年目の斎藤英輔(24歳・投手・179cm・81kg・右投両打・青学大)は最速150kmをマークし、大学時代の良かった頃に戻った印象。リリース甘く抜けるボールも目立ったが、ボールの勢いは魅力。リリーフとして面白い存在だ。

第二試合は大熱戦。時間の都合で11回で球場を出たが、どちらも社会人の意地を見せたゲームだった。NTT東日本で以前の試合で取り上げなかった選手でこの日で目立ったのがルーキーながら4番に座った喜納淳弥(23歳・4番・三塁手・174cm・80kg・右投左打・桐蔭横浜大)。大学時代のプレーは正直あまり印象にないが、見事な強打者に成長した。長所はとにかくスイングの軸がぶれないこと。常に自分のスイングができており、コースに逆らわず強く打ち返す。サードの守備、走塁も及第点だがプロを目指すならもう少しレベルアップが必要だろう。

 

他に目についた選手

鷺宮製作所

渡辺政孝(23歳・投手・178cm・81kg・右投右打・関東学院大)

上半身主導のフォームは昔から変わらないが最速145kmの重いストレート魅力。

 

西村純季(23歳・投手・180cm・75kg・右投右打・桐蔭横浜大)

この日の最速は144km。少し下半身ふらつくがボールの角度とキレは出色。

 

NTT東日本

福田周平(23歳・1番・遊撃手・169cm・69kg・右投左打・明大)

小柄でもしっかりバット振り、攻守のスピードも出色。

 

下川知弥(23歳・3番・二塁手・174cm・73kg・右投左打・駒澤大)

ヘッド中に入るがフルスイングは迫力十分。逆シングルの上手い守備も目立つ。

 

末永彰吾(28歳・投手・175cm・65kg・右投右打・帝京大)

年齢的にプロは厳しいがこの日も152kmマークしスピードは健在。

 

明治安田生命

大久保匠(25歳・投手・177cm・78kg・右投右打・明大)

この日の最速142km。いつ見ても安定感あり、コンスタントな投球。

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