2015年 第66回社会人野球JABA京都大会

2015年5月1日 わかさスタジアム京都 晴れ

 

日本生命5-1大阪ガス

NTT西日本0-2パナソニック

 

大阪ガスは今年好調で上位候補とも噂される小畑彰宏(25歳・投手・184cm・87kg・右投右打・青学大)が先発。体つきは大学時代よりも一回り大きくなり、腕を下げて完全にサイドスローにしたことでリリースが安定した印象を受けた。特に良かったのが右打者への内角攻め。しっかり腕を振って強いボールを胸元に投げ込んでいた。ただこの日は中一日での登板ということもあってかボールの勢いはもうひとつ。ストレートは大半が130km台で最速は142km。6回を投げて3失点と何とか試合は作ったものの、ストライクをとりにいくボールを痛打される場面が目立った。この日のピッチングでは上位候補と呼ぶには物足りないというのが正直な感想だ。

大阪ガスでもう一人取り上げたいのが土肥星也(20歳・投手・184cm・74kg・左投左打・尽誠学園)。高校卒2年目ということでまだまだ細いが、大型サウスポーにありがちなもっさりしたところがなく、フォームの流れがスムーズ。かなり小さいテイクバックの動きも特徴的でボールの出所が見づらく、それでいて指にかかったボールはキレも角度も申し分なかった(この日の最速は140km)。この日は1イニングだけの登板だったが、もう少し長いイニングを見てみたい。

 

第二試合で目立ったのは両チームの捕手、戸柱恭孝(NTT西日本・25歳・7番・捕手・179cm・88kg・右投左打・駒澤大)と三上恭平(パナソニック・24歳・5番・捕手・180cm・86kg・右投右打・上武大)の二人。イニング間のセカンド送球の最速は戸柱が1.90秒で三上が1.94秒。超がつくほどの凄いタイムではないが、二人とも余裕を持って投げられており球筋が安定している。特に戸柱は計測した4回全てで2秒を切り、改めてその強肩ぶりを見せつけた。打撃はともに課題はあるものの、力強さは申し分ない。二人とも今年の数少ない捕手の候補といえるだろう。

昨年の神宮大会で活躍を見せた福原健太(パナソニック・23歳・1番・三塁手・180cm・79kg・右投左打・東農大北海道オホーツク)はトップバッターで出場。フォローの大きいスイングが特長で、サウスポーの外いっぱいのボールを見事にセンターに弾き返すなど高い技術を見せた。ステップしながら体が前に動く前さばきのバッティングだが、体が開かずにしっかり残っているので対応力も高い。サードの守備は前へのダッシュがもう少しのように見えたが、外野手登録だけにこれからレベルアップしていってもらいたい。

 

他に目についた選手

日本生命

原田拓実(24歳・3番・二塁手・185cm・82kg・右投左打・立正大)

上西主起(24歳・6番・右翼手・184cm・85kg・右投右打・中部学院大)

 

大阪ガス

緒方悠(24歳・投手・175cm・78kg・右投右打・鳴門第一)

 

NTT西日本

中村篤人(24歳・4番・中堅手・178cm・81kg・左投左打・亜細亜大)

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