2014年 社会人野球オープン戦

2014年8月23日 東京ガス大森グラウンド くもり時々雨

Honda2-4東京ガス

 

目についたのが東京ガスの高卒ルーキー、中山悠輝(19歳・3番・遊撃手・184cm・83kg・右投右打・PL学園)と山岡泰輔(19歳・投手・172cm・70kg・右投左打・瀬戸内)の二人。中山は高校一年時に見て以来だが(高校三年時に不祥事で夏の大会を辞退)、体が大きくなっているのにまず驚いた。良かったのはバッティング。バットの動きが小さく体の割れもあり、ボールを見送る形が安定している。高卒の選手は木製バットに対応しようとしてボールを呼び込めないケースが多いが、中山はそういう傾向が見られない。今日の相手は今年のドラフト候補であるHondaの先発、福島由登(24歳・178cm・80kg・右投右打・青学大)だったが、第一打席は内角ストレートをレフト前に弾き返し、第二打席は誘うスライダーをしっかり見極めて四球を選んだ。物足りないのは守備と走塁。一歩目の出足、球際の強さなどは社会人のレベルではまだまだ見劣りする。走塁面でも溌剌とした部分が見られんかった。このあたりをしっかり鍛えてもらいたい。

山岡は都市対抗でも全四試合にリリーフ登板しているように、既にチームの主力とも呼べる存在。この日も5回からマウンドに上がった。昨夏の広島県大会、甲子園でも目がくぎ付けになったがこの日も素晴らしかった。まず何よりいいのがフォームの躍動感。しっかり軸足にためを作り、そこからため込んだエネルギーを爆発させるように打者に向かっていく。更にいいのが躍動感がありながらも左肩が開かないこと。ボールの出所が見づらく、更にストレートでも変化球でもとにかく腕が振れるため打者はなかなか的を絞ることができない。カットボール、スライダー、カーブ、チェンジアップと多彩な球種を操り、ストレートの最速も144kmをマーク。特に目を見張るのが130km前後のスライダー。変化は大きいがそのキレは尋常ではなく、西口文也(西武)のボールとよく似ている。気になるのは体つきの頼りなさだけ。高校時代も上位候補だったが、しっかり鍛えて再来年も騒がれるような存在になってもらいたい。山岡泰輔(東京ガス)

 

その他に目についた選手

Honda

福島由登(24歳・178cm・80kg・右投右打・青学大)

福島由登(Honda)

東京ガス

建部賢登(24歳・1番・右翼手・170cm・75kg・右投左打・法大)

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