2015年 第86回都市対抗野球 準々決勝

2015年7月27日 東京ドーム 晴れ

JR東日本東北1-3大阪ガス(延長10回)
三菱重工広島2-1NTT西日本

JR東日本東北の薗部優也(23歳早生まれ・3番・捕手・174cm・80㎏・右投右打・東日本国際大)は前年の日本選手権で強肩について取り上げたが、この日は打撃が光った。少しバットを短く持ちシャープに振り出せるのが特長。ステップにもう少しゆったりした感じが欲しいが、踏み込みもしっかりしている。第一打席では大阪ガスの先発、近藤大亮(24歳・投手・178cm・74㎏・右投右打・大商大・パナソニックから補強)の力のある外のストレートをセンター前に弾き返し、第三打席では甘く入ったボールをレフトスタンドへ運ぶ一発も放った。逆に物足りなかったのがスローイング。明らかに加減したような腕の振りで、イニング間のタイムも最速2.04秒と日本選手権のような強肩が見られなかった。打力のある捕手は貴重なだけに、もう一度守備を見直してもらいたい。大阪ガスは1回戦とは逆に近藤が先発し、8回から酒居知史(22歳早生まれ・投手・179cm・80㎏・右投右打・大体大)がリリーフとなったが、この日も酒居は素晴らしかった。結果は3回を投げて被安打1、4奪三振の無失点。スライダーで少し肘が下がるのだけが気になったが、リリーフでも安定した投球を見せたことで更に評価が上がったことは間違いないだろう。
第二試合ではNTT西日本の戸柱恭孝(NTT西日本・25歳・7番・捕手・179cm・88kg・右投左打・駒澤大・DeNA4位)が1.8秒台のセカンド送球で改めて強肩ぶりを見せた(最速は1.88秒)。春の京都大会でも触れたので詳述は避けるが、プロでも1年目からのレギュラー争いが期待できる実力者だ。

他に目についた選手
NTT西日本
中村篤人(24歳・4番・中堅手・178cm・81kg・左投左打・亜細亜大)
膝の使い方が上手く、低めの見極めさすが。厳しいボールもついていく。ストレートの打ち損じ多いの課題。

※大阪ガスは1回戦で取り上げたので割愛

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